第12話
「閣下の心、近侍知らず。」
「その気持ちの名前は。」
「その気持ちの名前は。」
「閣下の心、近侍知らず。」
ミュリンにプレゼントされ、大切に着ていたセーターがほつれてしまった。ショックのあまりミュリンと目を合わせられず、溜め息を吐いてばかりのベルゼブブ。その態度に、ミュリンは自分がまた閣下を怒らせてしまったのではと勘違いをしてしまって…。「その気持ちの名前は。」
春を迎えた万魔殿で、お花見をすることになったベルゼブブ達。お花見をしたことがないというベルゼブブのために、一同は張り切って準備をする。そんなのんびりとした日常を過ごしながら、ミュリンはベルゼブブの近侍となったばかりの頃を思い出し……。
脚本:冨田頼子
絵コンテ:井出安軌
演出:牧野友映
作画監督:畠山佳苗、藤澤俊幸、山本晃宏、井上貴騎、古谷梨絵、阿部達也、清水博幸、和田佳純